優れたブランドが偽造フォントの被害者になるとき.

有名な自動車メーカーが最近、MonotypeのHelvetica Nowを使用している車載ディスプレイで奇妙なレンダリング挙動が発生していると報告しました。この自動車メーカーは、描画の問題がHelvetica Nowのアウトラインの不具合によるものではないかと懸念し、自社のプラットフォームとフォント統合ツールへのアクセスを私たちと共有しました。
私たちは、あらゆるテストツールを使用しましたが、フォントソフトウェアにおいて問題を再現することも、アウトラインに関連する不具合を見つけることもできませんでした。このことから、私たちはある結論に達しました。それは、導入されたHelvetica Nowのフォントソフトウェアが正規のものでなく、Monotypeから供給されたものではなかい、というものです。調査の結果、この自動車メーカーが意図せずインターネット上で偽造フォントを見つけてダウンロードしてしまったことが判明しましたのです。この偽造フォントをHelvetica Nowに変換する過程で、多くのソフトウェア上の問題が発生しており、その中には自動車メーカーが経験したアウトラインエラーも含まれていました。
この有名ブランドは、最先端技術を駆使して優れた運転体験を生み出すことで知られています。しかし、たった一つのミス——正式な提供元からではなくウェブからダウンロードした偽造フォントを使用するという単純なミスによって、ブランドの車両全体のユーザー体験を危険にさらしました。幸いにも、問題を特定し、偽造フォントを正規のフォントに置き換えることで、この自動車メーカーのすべての革新的な車載ディスプレイで、優れた描画品質、グローバルな言語サポート、完璧に調整された書体を保証することができました。
Monotype Fontsプラットフォームがもたらす最大の利点は、安心してフォントを利用できることです。調達チームからエンジニアやUXデザイナーまで、フォントを扱うあらゆる人が、Monotype Fontsが提供する、徹底的にテストされ予期せぬトラブルが起こる可能性の低い、信頼できる正規のフォントとソフトウェアを手にすることができます。未知のオンラインソースからフォントをダウンロードするという選択肢には、そのような保証はありません。
次にフォントを導入する機会で、同じような罠にひっかからないようにしたいとお考えですか? Monotypeが自動車ブランドをどのように支援し、優れた、そして信頼のできる車載体験を実現しているかをご覧ください。