リソース
人と同じように、書体も多面的です。使い方によって実用的でシンプルにもなり得ますし、表現豊かでコントラストに富んだものにもなります。書体の持つ魅力を最大限引き出すためには、その秘密を解き明かすことが重要です。
Monotypeのブランド刷新には、同社が顧客に推奨しているのと同じく、一貫性のあるコミュニケーションの実現が求められました。しかし、数万種類に及ぶフォントを擁し、複数の製品やサービスに対応しなければならないタイプファウンダリにとって、最適な答えとは一体何なのでしょうか?
仕立ての良いスーツでも、縫い目のほつれボタンの欠けひとつでその魅力が損なわれます。同じように、書体の細部が読み手を遠ざけてしまうこともあるのです。
今日のブランドには、多様な言語で語る力が求められています。この「Good Type」シリーズでは、文字がいかにしてメッセージを世界に届けるかを紹介します。
書体の組み合わせは、タイポグラファにとって最も難しい課題の一つです。今回のGood Typeでは、デザイナーがフォントを組み合わせるさまざまな方法を検証します。
メッセージを明確に伝えるには、読むのに負担のない書体を選ぶことが重要です。それは、ただ読み取れるというだけでなく、さらに一歩進んだ配慮です。
初年度のType Champions Award受賞者を発表いたします。Type Champions Awardは、書体を創造的、革新的かつ深い印象を刻む手法でブランドアイデンティティの構築に活用しているブランド企業を表彰する、Monotype主催の新しいプログラムです。
「Good Type」シリーズの第一弾では、フォントが作られたり復刻されたりする際に、同じ形やスタイルの痕跡が繰り返し現れる様子を紹介します。
MonotypeのTerrance Weinzierlは、ソフトウェア会社 SAP が SAP Fiori のための書体を開発するのを支援しました。この書体により、SAP は2015年にレッド・ドット・アワードを受賞しました。この書体のデザインは、個性を損なうことなくテキストベースのUI環境でうまく機能することが重要でした。新たに開発された書体「72」は、2017年にもレッド・ドット・アワードを受賞しています。