ブランドの声を表現したフォント開発:Mazda Type

Monotypeは、世界的に愛される自動車メーカーの一つであるマツダ株式会社のクルマのオーナメントに使用する英数字フォントを制作しました。マツダ株式会社は1920年に創業され、スポーティで革新的な車両デザインと技術革新で知られています。グローバルに展開し、持続可能なモビリティの推進にも注力している企業です。

2018年、商品の進化に合わせ、マツダらしさを表現するために、オリジナルフォントの開発が決定。マツダのクルマをイメージさせるモダンでありながら温かみのあるOptima のデザインや、古代ローマ碑文の文字を参考に制作が進められました。プロジェクトには、初期の段階からMonotypeのデザインチームも参加し、共同で進められました。

フォント開発にあたり最初に注目した碑文。

フォント開発にあたり、カーデザインの3つの要素、プロポーション、フォルム、エレメントといった視点をフォントデザインにも反映し、生命感や人の手による温かみを大事にするマツダのカーデザインとの親和性を追求しました。

クルマづくりでは、マツダらしさを際立たせるために、細部にまでこだわり、 文字開発でも筆圧や力の抜き加減を感じさせています。

また、「魂動-Soul of Motion」というデザインテーマのもと、国内だけでなくグローバルチーム全体で検討を幾度も重ねました。完成したオリジナルの欧文フォントMazda Typeのファミリーは、Regular、Medium、Bold とそれぞれのイタリック体を合わせた計6書体。高い視認性、視覚的な安定感、美しいプロポーションを兼ね備えており、マツダらしいブランドの声を表現するためカタログやオーナメントなどさまざまなタッチポイントで積極的に活用されています。


Monotypeでは、企業が選ぶ書体についての課題や問題点を一緒に解決させていただくお手伝いをしています。まずはお気軽に相談ください。無料相談会も実施しています。 

1.    フォントのライセンスや使用条件
商用利用やオンラインでの使用に制約がある場合、ライセンスについてご説明いたします。 

2.    フォントの選択に迷っている
企業ブランドに適切なフォントを選ぶお手伝いをいたします。

3.    フォントのカスタマイズ
リブランディングなど特定の要件に合わせて、フォントのカスタマイズを承ります。 

4.    フォントの検証や評価
企業で現在使用しているフォントと使用予定フォントの比較・検証。専門的なアドバイスをいたします。 

小林章

Akira Kobayashi

欧文書体の国際コンペティションで2度のグランプリを獲得して 2001 年よりドイツ在住。有名な書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ氏やアドリアン・フルティガー氏との共同での書体開発のほか、Monotype日本デザインチームが開発して2017年に発表された同社初の日本語書体「たづがね角ゴシック」のディレクションを担当した。欧米、アジアを中心に講演やワークショップを行うほか、世界的なコンテストの審査員も務める。2022年にType Directors ClubのTDCメダルを受賞。