小林章 — APAC(アジア太平洋地域)書体ディレクター。Monotypeライブラリの書体開発と選定を統括

Akira Kobayashi

30年にわたる経験を誇る書体ディレクターの小林章。日本語の書体開発に関する豊富な経験とカリグラフィーへの深い造詣をもつ彼は、過去に著名な書体デザイナーであるAdrian FrutigerやHermann Zapfらなどとの共同での書体開発にも携わりました。

小林章は、東京の武蔵野美術大学で4年間学んだ後、写真植字機の製造元である株式会社写研へ入社。そこで、制作に時間がかかり、複雑な工程を有する日本語書体の開発に携わりました。株式会社写研を退職後、ロンドン・カレッジ・オブ・プリンティングでカリグラフィーを学び、フリーランスの書体デザイナーとして活動。2001年に独Linotype社(2013年に社名をMonotypeに変更)の書体ディレクターに就任。2002年、小林は、Hermann Zapfの制作した書体、Optimaを近代化したOptima Novaをリリースし、2009年にはAdrian Frutigerと連携して、彼と同じ名を持つ書体Adrian Frutigerファミリーを更新しました。最近では、Monotype初のオリジナル日本語書体である、「たづがね」の開発を統括しました。

  • DIN Next、Akko Pro、Neue Frutigerを含む50以上のフォントファミリーの開発を担当
  • Hermann Zapfと緊密に連携し、オリジナルのファミリーを拡張・更新したバージョンであるZapfino ExtraとPalatino Novaをリリース
  • ソニー、UBS、パナソニックを含む有名ブランドのカスタムフォントを開発

DIN Next™ Slab

From Hauptstraße to the highway|

Neue Frutiger®

Words to live by|

Avenir® Next

Strictly modern, surprisingly human|

In his words

“It’s important to remember that letters do not stand by themselves; they have to work together to form words. When they do not satisfy me, I change letterforms rather freely.”
「文字は単独では成り立たないということを念頭に置くことが重要です。複数の文字が組み合わさって初めて、語句が形成されるのです。複数の文字を並べたときに納得がいかないと、私はかなり大胆に字形を変えます」