2020年度「Type Champions Award」受賞者発表!

2019年から、Monotypeは斬新でクリエイティブな書体づかいで印象に残るブランドアイデンティティを構築した企業に「Type Champions Award」を贈っています。このたび、第2回となる2020年度の受賞者が決定いたしました。

公募推薦をもとに厳正な審査で選ばれたブランドは、以下の通りです。

  • Actual Source
  • Adidas
  • Australian Centre for the Moving Image
  • Baemin Vietnam
  • City of Helsinki
  • Duolingo
  • IBM
  • MoMA
  • Naturalizer
  • Studio Dumbar
Type Champions Award

2020年度Type Champions Awardは、下記の方々を含むブランディング、デザインの国際的な専門家からなる審査委員会のご協力なくしては実現しませんでした。ここに厚くお礼申し上げます。

  • Abbott Miller, Partner, Pentagram
  • Alejandro Paul, Type Designer and Founder, Sudtipos
  • Andy Payne, Global Chief Creative Officer, Interbrand
  • Bobby C. Martin Jr., Co-Founder, Champions Design
  • Blake Howard, Co-Founder and Creative Director, Matchstic
  • Brett Zucker, Chief Marketing Officer, Monotype
  • Brian Collins, Chief Creative Officer and Founder, COLLINS
  • Charles Nix, Type Director, Monotype
  • James Fooks-Bale, Creative Director, Monotype
  • Jenn Hilliard, Senior Manager, Brand Development & Strategy, Rocket Mortgage
  • Josh Miles, Chief Marketing Officer of SMPS and Host of Obsessed Show
  • Kirsten Dietz, Founder and Partner, Strichpunkt Design
  • Kristine Arth, Founder and Principal Designer, Lobster Phone
  • Mohamed Gaber, Founder, Kief Type Foundry
  • Nicole Johnson, Associate Director User Experience, Iconmobile Group
  • Patrick Märki, Managing Director, KMS Team
  • Perrin Drumm, Head of Publishing, A24
  • Rodney Abbot, Senior Partner, Lippincott
  • Sherina Florence, Creative Director, Ogilvy

適応性の時代におけるブランドアイデンティティ

機敏性、適応性、将来性——どのような言葉で表現するにせよ、2020年はクリエイティブチームにとって意味のあるブランドアイデンティティをどう構築すべきか、あらためて問い直す一年であったと思います。今年度の受賞者の顔ぶれからも、新たな環境や消費者の嗜好の変化に機敏に対応していくことがいかに重要であるかを示しています。

Agile. Adaptive. Future-proofed. Whatever terminology you use, this year has challenged creative teams to rethink how to build meaningful brand identities. Many of this year’s Type Champions exemplify the need to adapt to new environments and consumer preferences.

Monotypeの最新レポート「Reimagining Brand Identity for the Age of Adaptability」(適応性の時代に向けた、ブランドアイデンティティの再考)では、クリエイティブプロフェッショナルの将来の成功を決定づける以下の3つの点を解説しています。レポートはこちらからダウンロードできます。

 

  • デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速:ブランド体験は、消費者行動の変化によって急速にオンラインに移行しています。
  • 人間味のあるブランドアイデンティティ:不安な時代にあって、消費者が求めるのは自分たちの価値観に沿った、本物のコミュニケーションが取れるブランドです。
  • 分散型のクリエイティブコラボレーション:リモートワークを余儀なくされている今の状況の中で、多くの組織では長期的なメリットを認識し、従業員は経済活動の再開とともに、バランスを取ることの重要性を訴えるようになっています。

 

2020年度Type Champions Awardの開催にあたり、推薦者の方々、本プロジェクトを推進してくださった方々、その他支えてくださったすべての方々に厚くお礼申し上げます。今回の受賞者の顔ぶれは、さまざまな業界や地域で書体が多彩に活用されていることを如実に表しています。同時に、世界には大小規模を問わず書体に価値を見いだし、最大限に活用しているブランドや組織が多く存在しています。今後もブランドアイデンティティ全体のデザインをさらなる高みへ引き上げられるよう、関係者の皆さまとともに引き続き本プログラムを推進してまいります。

何かご質問がございましたら、ご連絡ください。 [email protected].

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2020 Type Champions Award winnersのプレスリリースのアナウンス

適応性の時代に向けた、ブランドアイデンティティの再考(英語のみ)の最新レポート

From our experts.

Type Champions Awardは、消費者との信頼関係の構築に、書体をクリエイティブに活用した企業やデザイナーを表彰するものです。

James Fooks-Bale, Creative Director at Monotype