Lynne Yun — 書体デザイナー。広告業界で培ってきたカリグラフィーやレタリングの専門知識を駆使し、カスタムフォントの開発を行っています。

Lynne Yun

広告業界で培って来た手書き文字などの経験を活かし、独自のアプローチ手法から書体開発を手がけています。

Lynne YunはSchool of Visual Artsにてグラフィックデザインを専攻、その後膨大な量のフォント開発とAppleの書体開発という、極めて高い繊細さと慎重さを要するプロジェクトの開発メンバーとして、さまざまな経験を積みました。

Yunは一度フリーランスデザイナーへ転身し、Cooper Union大学院コースにて書体を1年間専攻。その後ニューヨークの広告代理店Deutschに入社しました。この時Yunは書道プロジェクトに取り組んでおり、レタリングに魅了されはじめていました。これは後に書体デザイナーの道へ進む大きなきっかけとなりました。

Yunは書体デザイナーとしての仕事はもちろん、ニューヨークのSociey of Scribesの理事でもあり、そこで奨学金プログラムを案内しています。 また、彼女は有望なグラフィックデザイナーがタイポグラフィーの歴史とその伝統を形作った職人の知識を得ることを目的としてさまざまな組織やコンファレンスにて日々講演を行い、講師として登壇しています。

  • 非営利団体であるScribes Societyで奨学金プログラムを開始
  • 手書き書体をテーマにしながらタイポグラフィー史にも触れられるワークショップを開催、指導者として参加
  • Apple社、Publicis社、Deutsch社にて勤務、書体デザインに特化
  • Samsung社、London Review of Books誌、Anheuser-Busch社などのブランドとコラボレーションを行う

In her words

“At a certain point you can’t find answers in books or on the internet and you have to find out for yourself. I think that’s what keeps me going, because there’s no all-encompassing manual for letterforms.”
「(書体の開発は)ある時点までいくと、書籍やインターネットで回答を見つけることができなくなり、そこから先は自分自身で見い出さなければなりません。書体開発は指標もマニュアルも無い。(その面白さこそ)私が書体開発を続けている理由だと思います」