Kairos Sans®
Terrance WeinzierlデザインのKairos Sansは、19世紀のギリシャ文字に発想を得た八角形のサンセリフ書体です。ウェイトや幅の種類も豊富で、その際立つシンプルさは、見出しや小見出しだけでなく、本文用としても適しています。もちろん、スラブセリフ版のKairosとも完璧に組み合わせることができます。
Kairos Sansにはたくましい、工業的、厳格といった雰囲気があります。重量感がありながらもエネルギッシュ、それがKairos Sansです。
Kairos®
Terrance Weinzierl作のKairos書体ファミリーは、デザインの異彩さと使いやすさとが見事に融合した珍しい書体です。19世紀のギリシャ文字風の木活字をベースにした姿は、印刷物でも画面でも、さまざまな用途に効果を発揮します。
Neue Haas Unica™
Neue Haas Unica™は、1980年にHelvetica®の代替書体としてハース活字鋳造所から発売されるも、やがて姿を消した伝説の書体、Haas Unica®を復刻、ファミリー展開したものです。デジタル化されるのはこれが初となります。
Metro Nova®
Metro NovaはWilliam Addison Dwiggins作のMetro No. 1をベースにデザインされました。Metro No. 1はDwigginsの知られざる書体でしたが、映画監督Doug Wilsonが「Linotype: The Film」の製作時に発掘し、大曲都市に復刻を依頼しました。Metro NovaはMetro No. 1の独自性を生かした新しい書体ファミリーです。Metroのオリジナルの個性を保ちつつ、現代のデザイン感覚にも訴えかける魅力があります。レギュラー幅はThinからExtra Blackまでの7ウェイト、コンデンスト幅は6ウェイトあります。Metro NovaはDwigginsのクラシック書体を現代的にアレンジし、新世代のデザイナーに向けて新たな解釈を提供します。
Mundo Sans™
MonotypeのデザイナーCarl Crossgrove が手がけたMundo Sansは、個性的で親しみやすく、大小問わずさまざまなプロジェクトに使える書体です。広めのカウンターと高いxハイトは明快で実用的な印象を与えますが、手書きの雰囲気があるため、全体のイメージは和らげられています。Mundo Sansは10ウェイトで構成され、それぞれに対応するイタリックも用意された、大きな書体ファミリーです。
DIN Next™ Slab
DIN Next SlabはDIN Next同様、Monotypeタイプディレクターの小林章のディレクションで制作されました。DIN Nextで実現した最適な字形をベースにスタイルを展開、これまで以上に柔軟性・汎用性のある書体になりました。幾何学的なスラブセリフはDINの工業的で堅実な雰囲気を高め、DIN Nextの核となるデザインエレメントを際立たせています。