メルカリのコーポレートフォント
社内外に向けた総合的なブランド戦略とは

Monotypeは、フリマアプリ「メルカリ」のサービスを運営する株式会社メルカリのコーポレートフォントMercari Sansを制作しました。

Monotypeは、2019年10⽉、フリマアプリ「メルカリ」のサービスを運営する株式会社メルカリのコーポレートフォントMercari Sansを制作しました。

株式会社メルカリは、2019年に会社のロゴタイプを変更。オンライン、オフラインの双方で一貫 した「メルカリらしさ」を伝えていくために、目に見える“声”としての文字が重要と考え、コーポ レートフォントの制作に至りました。

コーポレートフォントの制作チームは、メルカリの新しいロゴタイプを担当したデザイン・イノ ベーション・ファームTakramのアートディレク ター弓場太郎氏、メルカリの社内デザインチーム、 Monotypeクリエイティブタイプディレクターの小林章。たづがね角ゴシックを和文書体として使用し、たづがね角ゴシックおよびメルカリのロゴタイプとあわせて使える欧文書体を新たに開発するプロジェクトが始動、Webサイト、印刷媒体、 IR 資料、広告、メルカリが展開するサービスのロゴなどで使われることを想定し、トラスト(安心、 信頼)とオープン(公平さ、親しみやすさ)が感じられるデザインを目指しました。

実際の書体制作では、デザイン案を画面で共有 しながら、オンラインミーティングを実施。求めている文字の形が見つかった時には、制作チーム 全体が「これだ!」と、どよめいた瞬間もありま した。自社ブランドについて活発な意見交換がなされ、チーム全員が共通の認識をもち意思決定をするという場があったことが今回のプロジェクトの大きな特徴でした。

「コーポレートフォントを作るプロセスによって、 企業の強みや、らしさが見つかりました。企業の中で書体を作るということ自体がパワフルな取り組みだと思います」とTakramの弓場氏は語りま す。こうして完成したMercari Sansは、メルカリのWebサイトをはじめ、ブランディングのあらゆる場面で使われています。


Monotypeでは、企業が選ぶ書体についての課題や問題点を一緒に解決させていただくお手伝いをしています。まずはお気軽に相談ください。無料相談会も実施しています。 

1.    フォントのライセンスや使用条件
商用利用やオンラインでの使用に制約がある場合、ライセンスについてご説明いたします。 

2.    フォントの選択に迷っている
企業ブランドに適切なフォントを選ぶことが難しい場合、目的やブランドイメージに合ったフォントを見つけるお手伝いをいたします。 

3.    フォントのカスタマイズ
リブランディングなど特定の要件に合わせてフォントをカスタマイズしたり、変更したりする必要がある場合、その企業のフェーズやご要望に沿った形でプランをご提案いたします。 

4.    フォントの検証や評価
複数のフォントを比較したり、検証したり、どれが最適な選択肢かを判断する必要がある場合、専門的なアドバイスをいたします。例えば、現状のブランドロゴや使用書体についての評価、問題点などをフィーバックし解決方法をご提案します。 

小林章

Akira Kobayashi

欧文書体の国際コンペティションで2度のグランプリを獲得して 2001 年よりドイツ在住。有名な書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ氏やアドリアン・フルティガー氏との共同での書体開発のほか、Monotype日本デザインチームが開発して2017年に発表された同社初の日本語書体「たづがね角ゴシック」のディレクションを担当した。欧米、アジアを中心に講演やワークショップを行うほか、世界的なコンテストの審査員も務める。2022年にType Directors ClubのTDCメダルを受賞。