FF DIN Slab

もっと、FF DINらしく.

FF DIN SlabはDINのDNAを明確に受け継ぐ書体です。DINから独立しながらも統一感を持ちファミリーの価値を高め、DINファミリー全体にこれまでになかった新たな可能性を開きます。FF DIN Slabのセリフデザインには細心の注意が払われており、はっきりとした主張を持ち、堅牢でバランスが取れています。細部にまで神経を行きわたらせたデザインによって、他のFF DINスタイルと美しく調和する書体が実現しました 

他の拡張機能をご覧ください: FF DIN Variable と FF DIN Stencil. 

デザイナー

  • Albert-Jan Pool
  • Antonia Cornelius

FF DIN Slab

FF DIN: DIN 1451を忠実に復刻したことで知られている最初の書体。FF DINはドイツ規格DIN 1451のレタリングに由来し、その体系的で工学的なデザインにより、完璧な標準書体と呼ばれています。 

FF DIN Slabは、FF DINファミリーを補完する強力な書体です。Antonia CorneliusAlbert-Jan Poolによってデザインされたこの書体はデザインにより大きな躍動感と深みを生み出すツールをデザイナーに提供します。FF DIN Slabのプロポーションは原点である FF DIN と細心の注意を払って揃えられており文字を構成するストロークやエレメントの太さ濃度とカウンタースペースなどの文字が内包する空間完璧な調和を実現しています。セリフははっきりとした主張を持ち骨太でバランスが取れており、テキストに水平方向の力強い流れを生み出し、地に足のついた実用性と、見出しの信頼性を強調するように設計されています。こうした細部にまで行き届いたデザインの結果、他のFF DINスタイルと見事に調和する書体になりました 

フォントテクノロジーの限界に挑戦するFF DIN Slabは、バリアブルフォントとしても利用可能です。クリエイターはあらゆる場面に活用できる非常に特殊なバリエーションをデザインできるだけでなく、ある状態から次の状態へとシームレスに生き生きと移行することもできます。 

FF DIN SlabはDINのDNAを明確に受け継ぎ、同じ母国語を話しますが、強い独特の方言を持ってもいます。独立しながらもDINファミリーとしての統一感を備え、ファミリーの価値を拡張し、DINファミリー全体との組み合わせで、これまでになかった新たな用途の可能性を切り開きます。 

デザイナー

Albert-Jan Pool

Albert-Jan Pool

1960年7月9日、アムステルダム生まれ。ハーグの王立芸術アカデミー(KABK)でGerrit Noordzijに師事した後、1987年にハンブルグに渡り、ScangraphicとURWで働いた経歴の持ち主です。1994年より自身のスタジオ、ダッチ・デザインを主宰し、FF OCR-FやFF DINといった書体のほか、Jet/Conoco、C&A、HEM/Tamoilなどのコーポレイト・フォントもデザインしています 

Antonia Cornelius

Antonia Cornelius

ドイツ出身のタイプおよびコミュニケーションデザイナーであり、講師、著者、研究者としても活動し、可読性や視認性に特に関心を持っています。ハンブルク応用科学大学でJovica Veljovićと共にタイプデザインを中心としたコミュニケーションデザインを学びました。修士号取得後すぐにオランダのデザインチームに加わり、FF DIN Slabの開発に携わり、 FF DINファミリーを拡張しました。並行して、FF DINおよびFF DIN Stencilのアウトラインを詳細に設計し、バリアブルフォントへと変換しました