定額制フォントサービス「フォントワークス LETS」「FONTPLUS」に、たかデザインプロダクションの15書体を追加
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定額制フォントサービス「フォントワークス LETS」「FONTPLUS」に、たかデザインプロダクションの15書体を追加
米国 Monotype Imaging Inc.の日本法人Monotype株式会社(東京都港区、以下 Monotype)は、日本のタイプファウンダリー たかデザインプロダクションと提携。Monotypeが提供する年間定額制フォントサービス「フォントワークス LETS」、ならびにWebフォントサービス「FONTPLUS」に計15書体の提供を、2025年7月15日(火)より開始しました。たかデザインプロダクションによるMonotypeへの書体提供は、今回が初となります。

【たかデザインプロダクションのご紹介】 タイプ作家:高原新一が「タカ書体」として創作する個性豊かな書体です。 日本タイポグラフィ年鑑でのグランプリ受賞、ニューヨークTDC展入選、CSデザイン賞銀賞、各種書体コンテスト入賞、入選等多くの受賞歴をもつ。タイプデザイナー、タイポグラファーとしてTV等で紹介。これまでロゴタイプ、シンボルマーク等、CI、VIを制作。絵文字作品は中学教科書に掲載。 |
「タカハンド21 角・丸」について
「タカハンドM」が1987 年に写植書体として発売された書体で、今回全面リニューアルとなりました。ラインにふっくらとした温かなふくらみ持たせ、丸エレメントを折々に効果的に配し、とっても可愛らしく親しみある書体です。
今回、新登場の「タカハンド21」は従来の可愛らしいイメージを保持しながらもデザイン的な微調整を加えた新しい書体になっています。書体名の由来にもなってるタテ、ヨコの線率を基本的に2対1とし、アクセントの効いた優しく親近感ある可愛い書体です。
タテ、ヨコのほか、斜め線、ハライ等のエレメントにおける線率も統一せず、個々の文字によってしっかりと調整、組み立てられ「タカハンド21」ならではのものとなっています。さらに「タカハンド21 角」に加え、従来の「タカハンド」にはなかった「丸バージョン」の「タカハンド21 丸」も同時提供となります。
「タカライン燦 丸」について
「タカライン燦 丸」は、従来の「タカライン」に対して細かなデザイン調整を施しております。「タカハンド」の膨らみある独特の線に対し、「タカライン」では全く対照的な漢字はオール直線による新たなデザインにチャレンジをしたものです。しかもその中で直線による固さをなくし、いかに個性あるものにするかと骨格を工夫し、その結果、可読性を損なわない範囲でエレメント、線の大胆な省略と単化を存分に施し独自の字形を形成したものです。
「タカライン燦 丸」は、従来の「タカライン」の持つイメージをさらに大きく広げ、丸による柔らかさを新たに生み出し、文字組みの際に醸し出すその温和な表情は、規律性も併せ持った固有の特性を充分に発揮しています。
【提供書体一覧】
■提供先サービス:フォントワークス LETS / FONTPLUS
書体名 | ウエイト |
タカハンド21角 | L / M / DB / B / H |
タカハンド21丸 | L / M / DB / B / H |
タカライン燦 丸 | L / R / M / DB / B |
今回提供を開始した書体は、年間定額制フォントサービス「フォントワークス LETS」、およびWebフォントサービス「FONTPLUS」にて、追加料金なくご利用いただけます。
フォントワークス LETS:https://lets.fontworks.co.jp
FONTPLUS:https://fontplus.jp/home
Monotype、フォントワークス、LETS Leading Edge Type Solution、およびFONTPLUSは、日本で登録されているMonotype Imaging Inc.の商標であり、その他の国や地域でも登録されている場合があります。その他、記載されている商標は、各社の登録商標または商標です。
お問い合わせ
Monotype 株式会社
Email:[email protected]
担当:太田
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