フォントサービス「Monotype Fonts」「MyFonts」「FONTPLUS」に、マール社の13書体を追加
23rd 7月 2025
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23rd 7月 2025
フォントサービス「Monotype Fonts」「MyFonts」「FONTPLUS」に、マール社の13書体を追加
米国 Monotype Imaging Inc.の日本法人Monotype株式会社(東京都港区、以下 Monotype)が提供する各種フォントサービス「Monotype Fonts」「MyFonts」ならびにWebフォントサービス「FONTPLUS」に日本の出版社マール社が参加。計13書体の提供を、2025年7月23日(水)より開始しました。マール社によるMonotypeへの書体提供は、今回が初となります。
【マール社のご紹介】 マール社は美術・デザイン書、実用書、ビジュアル資料集などを発行している日本の出版社です。書籍で刊行していた広告用書体シリーズ「ディスプレイ書体シリーズ」「デザイン筆文字シリーズ」のうち、特に特徴ある書体をフォント化いたしました。楷書体や行書体、かんてい流や千社文字など多彩なラインナップをお楽しみ頂けます。 |
【提供書体一覧】
書体名 | 書体説明 |
| 江戸の歌舞伎から生まれた勘亭流文字。本書体は、勘亭流の伝統をふまえながら、現代の人々が読みやすいように字形に工夫を加えています。看板や広告に広く愛用されている風格のある書体で、特徴的なデザインは遠くからでも人目を引きつけます。文字幅は、等幅とプロポーショナルの2種類ご用意がございます。 |
| この書体は、神社仏閣に多く見られる千社札より取材し、江戸文字のひとつである籠字を母体として生まれました。太めの点画と、めりはりのある字形に装飾性を持たせたデザインは、江戸の職人たちの「粋(イキ)」の精神と、現代の文字としての実用性を兼ね備えています。文字幅は、等幅とプロポーショナルの2種類ご用意がございます。 |
| 明治時代に編纂された書籍から、実用性の高い字種ほか地名人名でよく使われる文字を集めました。発行当時の旧字体のまま収録している文字もあります。レトロな雰囲気は喫茶店のメニューや看板、詩集などの装丁にぴったりです。文字幅は、等幅とプロポーショナルの2種類ご用意がございます。 |
| 楷書体は、漢字の書体の基本とされ、正確に伝達することを意図して生み出されました。チラシやポスター、賞状、表札、各種資料タイトルなど、幅広く愛用されています。文字幅は、等幅とプロポーショナルの2種類ご用意がございます。 |
| 流れるような線の美しさ、力強い筆勢の逞しさなどは保ちつつも、読みやすく、バランスのとれた文字を収録しています。ポスターやチラシ、お品書き、パンフレットの表紙など、あらゆる場面で大活躍のフォントです。文字幅は、等幅とプロポーショナルの2種類ご用意がございます。 |
| 毛筆の落ち着いた筆致が特徴的なフォントです。ポスターやメニュー、パンフレットの表紙など、あらゆる場面でお使いいただけます。 |
| 人気TV番組や、ゲームのテロップにも使われた、荒々しい筆致が魅力です。ポスターやメニュー、パンフレットの表紙など、あらゆる場面でお使いいただけます。 |
| ペンで自然に書いたような、手書きの温かみのある書体です。ポスターやメニュー、パンフレットの表紙など、あらゆる場面でお使いいただけます。 |
今回提供を開始した書体は、フォントサービス「Monotype Fonts」「MyFonts」、およびWebフォントサービス「FONTPLUS」にてご利用いただけます。なお、「フォントワークス LETS」への提供は、準備が整い次第、展開予定となります。
Monotype Fonts:https://enterprise.monotype.com
MyFonts:https://www.myfonts.com
FONTPLUS:https://fontplus.jp
Monotype、フォントワークス、MyFonts、FONTPLUS、およびLETSは、日本で登録されているMonotype Imaging Inc.の商標であり、その他の国や地域でも登録されている場合があります。その他、記載されている商標は、各社の登録商標または商標です。
お問い合わせ
Monotype 株式会社
Email:[email protected]
担当:太田
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