フォントサービス「Monotype Fonts」「MyFonts」に砧書体制作所(Kinuta Font Factory)書体45書体を追加

4th 11月 2025

ニュース

フォントサービス「Monotype Fonts」「MyFonts」に砧書体制制作所(Kinuta Font Factory)書体45書体を追加

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4th 11月 2025

フォントサービス「Monotype Fonts」「MyFonts」に砧書体制作所(Kinuta Font Factory)書体45書体を追加

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米国 Monotype Imaging Inc.の日本法人Monotype株式会社(東京都港区、以下 Monotype)は、日本のタイプファウンダリ砧書体制作所(Kinuta Font Factory)と提携。Monotypeの提供するフォントサービス「Monotype Fonts」「MyFonts」に計45書体の提供を開始しました。

【砧書体制作所(Kinuta Font Factory)】のご紹介
1995年設立のファウンダリ。2000年にエレメントに丸を使った明朝体「丸明オールド」を発表。長い歴史を持つ明朝体の新しい風として話題になりました。後に6種の仮名を加え「丸明朝体」としてシリーズ化。2005年に直線的なゴシック体「iroha gothic family」を発表。12種の仮名からなるファミリーを展開。2014年に極細フォント「芯」を発表、「芯」をベースに鉛筆のテクスチャと斜体を加えたフォント「芯・鉛筆」を2023年に発売。ロゴやイラストが文字に変わるバリアブルフォント「キヌタフォントバリアブル」の制作もオーダーで行っています。

ことばを伝える声には「声優」がいるのだから、ことばを伝える文字には「字優」がいてもいいよね。
そんな発想から、多くのかなのバリエーションを展開し、フォントを制作しています。

丸明朝体とは

2001年リリース以降、ポスターや広告、雑誌などの紙媒体から、TVCMや番組、WEBなどのデジタルコンテンツに至るまで、長く愛され使われ続けている書体です。
明朝体ながらエレメントに丸を用いることで柔らかな印象を与え、筆の動きが強調された文字は躍動感がありながら、見る人に温かみや懐かしさを感じさせます。
丸明朝体には、7種類のかな違いの書体があります。

なかでもクラシカルなのにモダン、オーソドックスなのにチャーミングな丸明オールドは、多くの広告媒体や書籍などで使⽤されてきました。

【提供書体一覧】

フォント名種類
iroha gothic12書体
砧明朝体3書体
丸丸ゴシック6書体
丸明朝体7書体
5書体
芯・鉛筆10書体
山本庵2書体

 

今回提供を開始した書体は、フォントサービス「Monotype Fonts」「MyFonts」にてご利用いただけます。なお、「Fontworks LETS」、「FONTPLUS」は、既にご利用可能です。

Monotype Fonts:https://enterprise.monotype.com/
MyFonts:https://www.myfonts.com/

お問い合わせ
Monotype 株式会社
Email:[email protected]
担当:太田
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