Posterama™
Posterama™は、組み合わせ自在のモジュール式の幾何学的サンセリフ書体ファミリーです。そのデザインは、20世紀の出来事やタイポグラフィに発想を得ています。FuturaやGill Sansのような雰囲気を持たせ、活版印刷や写植印刷のような柔らかさを出すために、文字の角は手作業で丸みがつけられています。
Gill Sans Nova®
Gill Sans® Novaは、大人気のGill Sansファミリーを18書体から43書体に拡張し、レギュラー幅からコンデンスト幅までデザインの調和を図りました。6種のインライン、影付きアウトラインなど、初めてデジタル化された見出し用書体のほか、かつてはMonotypeライブラリーから外されていたGill Sans Nova Decoも復活し、ラインアップに加わりました。
Joanna Nova®
Joanna® Novaのデザインは、Eric Gill作のオリジナルのJoanna書体の拡張アップデート版で、非常に高い評価を受けながらもあまり使われなかったスラブセリフ書体を21世紀にふさわしい形で蘇らせたものです。Joanna Novaのフォント数はオリジナルの2倍以上の18種類で、オリジナルのデザインにはなかったThinやUltraBlackをはじめとする幅広い種類のウェイトが用意されています。
Joanna Sans Nova®
Joanna® Sans NovaファミリーはEric Gill シリーズの中でGillがデザインを手がけなかった唯一の書体です。Monotype Studio所属のデザイナーTerrance Weinzierlは、デザイン基準の最前線であるデジタル・アプリケーションで3年以上の期間を経てこの書体を完成させました。Joanna Sans Novaは、GillのオリジナルのJoannaを主にベースにして作られたヒューマニストサンセリフ書体です。
Joanna Sans Novaは小さなデジタル画面でも高いレベルの読みやすさを確保するために、より大きなxハイトを備えています。ヒューマニストのプロポーションがベースのデザインなので、驚くほど快適により長い文章を読むことができます。
Kairos Sans®
Terrance WeinzierlデザインのKairos Sansは、19世紀のギリシャ文字に発想を得た八角形のサンセリフ書体です。ウェイトや幅の種類も豊富で、その際立つシンプルさは、見出しや小見出しだけでなく、本文用としても適しています。もちろん、スラブセリフ版のKairosとも完璧に組み合わせることができます。
Kairos Sansにはたくましい、工業的、厳格といった雰囲気があります。重量感がありながらもエネルギッシュ、それがKairos Sansです。
Kairos®
Terrance Weinzierl作のKairos書体ファミリーは、デザインの異彩さと使いやすさとが見事に融合した珍しい書体です。19世紀のギリシャ文字風の木活字をベースにした姿は、印刷物でも画面でも、さまざまな用途に効果を発揮します。
Neue Haas Unica™
Neue Haas Unica™は、1980年にHelvetica®の代替書体としてハース活字鋳造所から発売されるも、やがて姿を消した伝説の書体、Haas Unica®を復刻、ファミリー展開したものです。デジタル化されるのはこれが初となります。
Metro Nova®
Metro NovaはWilliam Addison Dwiggins作のMetro No. 1をベースにデザインされました。Metro No. 1はDwigginsの知られざる書体でしたが、映画監督Doug Wilsonが「Linotype: The Film」の製作時に発掘し、大曲都市に復刻を依頼しました。Metro NovaはMetro No. 1の独自性を生かした新しい書体ファミリーです。Metroのオリジナルの個性を保ちつつ、現代のデザイン感覚にも訴えかける魅力があります。レギュラー幅はThinからExtra Blackまでの7ウェイト、コンデンスト幅は6ウェイトあります。Metro NovaはDwigginsのクラシック書体を現代的にアレンジし、新世代のデザイナーに向けて新たな解釈を提供します。