Steve Matteson — クリエイティブ書体ディレクター。書体の可読性研究プロジェクトのパイオニアで、若手デザイナーの指導も行っています。

Steve Matteson

Steve Mattesonは、30年近く書体開発に携わっており、Open Sansの開発責任者でもあります。ちなみに、Open Sansはあの有名な「江南スタイル」よりも閲覧数が多い書体だということはご存知でしょうか? 彼は世の中でもっともよく知られている書体のうち、そのバージョンのいくつかの開発を陰で支えています。また、彼はデジタル書体の開発も専門にしています。

Steve Mattesonは、ロチェスター工科大学 スクール オブ プリンティングを卒業後、書体の技術面に関心を持つようになり、特にヒンティング技術と深く関わるようになりました。1990年TrueTypeフォントのコアフォントであるArial、Times New Roman、Courier Newなどを含むWindows OS向けフォントの開発を行うためにMonotypeに入社しました。Mattesonは手本となるデジタルデザインに重点的に取り組みながら、画面で使えるフォントのいくつかを開発しました。その中にはAmazon、Barnes & Noble社の電子書籍リーダーで使われるフォントやGoogle Android OSへ搭載されるフォントの開発などが含まれています。またMicrosoft や Googleを含む企業ブランティングプロジェクトをいくつも手がけ、最近ではEric Gill Seriesスーパーファミリーのデジタル復刻版を統括しました。

  • ヒューマニストサンセリフ体、Open Sansを開発。このフォントはこれまで1,700百万以上のウェブサイトで使われています
  • Googleや各国の書体デザイナーと提携し、史上初、800以上の言語に対応できるNoto ファミリーを開発
  • Eric Gill Seriesファミリーのデジタル復刻版を統括。Eric Gill Seriesには新しいデザインや1920-30年代の書体を現代風に改刻したものも含まれています
  • Goudyの遺産について積極的に講演し、Goudy書体のデジタル復刻版をいくつか完成させています

Gill Sans Nova™

Letters are things, not pictures of things|

Joanna Nova™

Free from all fancy business|

Joanna Sans Nova™

A Swiss burger in an English pub|

In his words

“Hand setting type is so fundamental to designing type, but even more so in the practice of using type. The notion of space is physical — not just visual.”
「書体を開発する上で、また実際に書体を使うときはなおさら、手組み活字は基本です。スペーシング(文字どうしの間隔)の概念は、単に視覚的なものではなく、物理的なものです。」